Brave and Bold vol4レポート

11月24日、Brave and Bold vol4 大阪で開かれたコミッションに行ってきました。
実はイベントの約1か月前に「事前コミッション」というものがあって、
事前に 辻野さんにリクエストすることも出来たのですが
(抽選で当たった人は、コミッション当日に会場まで引き取りに来る)
イラスト代1万円+入場料2000円という高い料金、
版権の都合上、天外キャラは描けず描くのはあくまでそれっぽいキャラであって
本人ではない、ということで躊躇している内に締め切りになってしまいました。

当日コミッションは先着5名、あそこまで行って2000円払ったのに何も得られませんでした、というのは嫌ですし
ギリギリまで悩んでいたのですが、そうある機会じゃないし、ということで行くことに。
開場10分前に到着し、開場したら早速辻野さんの元へ行き整理券を入手。

整理券の実物。名刺サイズです。

整理券はそれぞれデザインが違っており、
他には自来也&綱手、卍丸&絹、雷神&夢見、ナミダ&壱与の全部で5種類。
最初に整理券を貰ったので、1か2の整理券と交換できないか訊ねたのですが
裏面に整理する為の時間がかかれているので無理でした。

一応、交換はOKなのですが、受付時間も交換することになってしまうので止めました
(もしも世阿弥先生が描かれていたら、何が何でも交換したのですが)。
後に、時間が迫っている人が他の人と整理券を交換していました。

時間になるまでの30分間、外に出て持参したお弁当を食べて腹ごしらえ。
雀の群れが私の弁当を虎視眈々と狙っていました。
その後、戻ってきたのですがこの時点ではまだ他の整理券が全て残っていました。
『天外キャラを含む日本の版権キャラは無理だけど、それっぽく描くのはOK』
というルールなので、『世阿弥(天外)風世阿弥(史実)』というリクエスト
(という名の抜け道)をさせていただきました。
この組み合わせが私にとって、最も抵抗の無いものだったので。
世阿弥(史実)の容姿に関する資料って、流刑先で作られた
木彫りの像しか残っていないのですね…。

まずは鉛筆で下書きを描いてもらって…(この下書きも譲ってもらいました)

色紙にマーカーペンと水彩絵の具で描いてもらいました。
当初は右上に何も描いていなかったのですが
寂しかったので何か描き足してもらうことに。
じゃあ秋なので紅葉を…となり、現在に至ります。
マーカーペンでサインを入れて完成。
描いてもらった後料金1万円(高い…)を支払い、整理券の原本を貰いました。

原本。こちらはもう少し大きめのサイズです。

当日コミッションではイラストを描く工程が見られるのが醍醐味です。
机の上に置いてあった画材は
・マーカーペン
・12色+肌色の水彩絵の具
・青鉛筆
・鉛筆
・ねり消し
・コピック(黒のみ)
…いずれも簡単に入手できるごく普通の画材――小学校の教材の範疇です。
「弘法筆を選ばず」
とは、まさにこの事。
黒のコピックは最後のサインの時だけ使われていましたが、
私が貰ったイラストにはサインも含めて、一切使われませんでした。
本人曰く、普段あまり使わないとのこと。
青い色鉛筆は私の時に一切使っていなかったので、何の為にあるのかお尋ねしたところ
「下書き用。アニメーター時代の名残」とのことでした
(ちなみに私より後のコミッションでは全て青鉛筆を使っていました)。


記念撮影。ナノブロック卍丸は元々、お渡しする為に作ってきたものなので
そのまま辻野さんにプレゼントしました。

他の人のコミッションとその工程や、持ち寄られた書籍、
販促用のポスターなんかも見れて、楽しめました。
特にイラストを描く過程は当日コミッションでしか見れないので、貴重な体験でした。

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